常藤明子のねこ歴史

私ね、小さい頃からねこが飼いたくて飼いたくて!だけどお父さんがダメ!な人で。でも諦めきれず、よく捨て猫を拾ってきてはまた捨てに行かされてたわけですよ。もしくは里親探しね。
それが中学生のある日、隣の家が空き家だったんだけど、そこにダンボールがあったの。覗いてみるとそこには産まれたばかりの子猫が!もちろん目は開いてないんだけど、問題はね、そこにへその緒と胎盤までくっついてたのです。初めてみました。周りを見回しても親猫どころかねこ一匹いない。そして胎盤には砂がいっぱいついてる。。。すぐに思ったのは、このままじゃこの子、へその緒くっついたまま死んじゃうんじゃないか!?ということ。そして次に、でも今連れて行って後から親猫が戻って来たら、親と子を引き裂くことになっちゃう…。
とりあえず、焦る気持ちを抑え10分、待ってみました。でも全然来ないのね。目を離したら何かに食べられちゃうんじゃないかとか思って、家に連れて帰りました。時間はまだ夕方前で。家には弟とお母さんだけ。私を見るともうビックリ!学校帰りに子猫拾ってきてしかもへその緒とかついてて制服には血がところどころついてる…。多分私泣きそうな顔してたんだと思う。それでお母さんもすぐ捨ててきなさいとは言えず…。
切りました。へその緒。ハサミで。消毒して。もうめちゃくちゃ怖かった!これ切ったら死んじゃうんじゃないかとか、血が出たらどうしようとか。とにかくパニック!今考えたら病院に連れて行きなさいとか思うんだけど、そのときは、私がなんとかしなきゃ!とか思ってて。手術は無事終わりましたよ。それから子猫用ミルクを買ってきてお鍋でちょっと温めて…。目が開くまでお家で面倒みました☆そのあとは、やっぱり飼えないみたいで里子にだしたのですが…。今でもクロちゃんのことはわすれません☆☆